- 双子の妊娠したら、病院から管理入院の指示があった。
- 双子の低体重児リスクが判明した。
- 33週、双子の成長が止まった。
多胎児リスク。不安になる双胎間輸血症候群やバニッシングツイン。
双子を妊娠し出産するまでさまざまな不安事があります。
通常であれば妊娠が発覚して、病院で心拍が確認できると一安心になると思いますが、多胎児の場合は双胎間輸血症候群やバニッシングツインなど安心する暇もなく、たくさんのリスクの話をされます。
また一卵性の場合、リスクは高くなるため病院も選ぶことができません。
私の場合、里帰り出産を決めていたものの、里帰りするまでに3つの病院を転院しました。
徐々に大きな病院を勧められ、最終的には電車で1時間半ほどかかる赤十字病院に転院しました。
土日休みの仕事をしていましたが、病院は平日しか診てもらえないため半休を取ったり、最終的には産休前に時短勤務にさせてもらうなどかなり会社に融通を効かせてもらいました。
産休に入った後は28週で里帰り、32週ですぐに管理入院となりました。
今回は管理入院を中心に出産の直前までの実体験をお話しします。
30週6日 血圧135/95血圧高め、尿蛋白+
里帰り2週間後妊婦検診で、血圧が高く尿蛋白も出ていたため妊娠高血圧症候群の予備群として翌週に管理入院することになりました。
自覚症状は全くないため入院はとてもイヤでした。
当初は血圧を抑制する薬を1日2回服薬、シャワーやトイレなど好きな時に行ける状態でしたが、大好きな麺類は高血圧の私には禁止されており、常に大盛りのご飯を食べていました。(笑)
毎日の検査内容:朝夕の検温、1日2回のNSTで、週に1回の尿検査とエコー検査、週に2回の採血。
32週1日 血圧122/68、お腹の張る頻度が多くなる
入院生活も少し慣れ、病院の庭でのんびりしていたりしていましたが、お腹の張る頻度が高くなってきたためウテメリン点滴が始まりました。
24時間点滴になるため、シャワーも着替える際に看護師さんを呼ばなければなりません。
また、点滴は何かあるたびに警戒音アラームが大音量でなるため大部屋だと少し肩身が狭くなります。
もちろん点滴での副作用もあり、私の場合動機や手の震え、顔の火照りがありました。1週間に1度点滴を差し替えるため左右の腕に内出血も起こります。
外に出ることも下の階のコンビニに行くことも禁じられるため外の空気が吸えないストレスは大きかったです。
33週1日 血圧110/62、血圧は落ち着いたが胎児の発育が止まる
点滴の副作用も落ち着いてきたころ、毎週のエコー検査でもともと小さめだった双子の成長が伸びなくなりました。
なるべく長くお腹の中に入れておきたいものの、このまま成長しないのであれば出してあげた方がいいという診断になり、急遽34週で出産することが決まりました。
34週で出産するにあたって医師からまず言われたことは子供のリスクについてです。
37週以前に生まれた赤ちゃんは肺が十分に発達していないため呼吸困難や肺疾患のリスクがあります。
そこで赤ちゃんの肺の発達を手伝うことができるステロイド注射を産前に打つことになりました。ステロイドについてはさまざまな意見もありますが、私は双子がもともと小さかったので打ってよかったと思います。
出産が月曜日だったため、前週の木曜日からレントゲンや心電図の検査を行い、麻酔科の先生からの説明や帝王切開の切り方について説明がありました。
始めは縦切で提案されていましたが、目立ちにくい横切をお願いしました。
切り方については、縦の方が取り出しやすいなどの理由もあるため病院によって変わるかと思いますが、できるか確認した方がいいと思います!
次回は出産当日の記事を書こうと思います。
一卵性の出産を控えているお父さん、お母さんの力になれば幸いです。