双子用ベビーカーを選ぶ
生まれてくる赤ちゃんの為に準備する物の中でも、ベビーカーは高額なお買い物の一つです。
ましてや双子用となると海外製も多く、重さや機能、形も1人用とは全く違います。
私たちも縦型にするか横型にするかとても迷いました。
さらに困ったことが赤ちゃん用品を売っているお店には双子用ベビーカーを
展示していなかったことでした。
そのため、初めての子供でベビーカーの知識もないまま、
実物を見ることもなく、ネットの情報だけを頼りに購入しました。
現在、我が家では横型の「AIRBUGGY ココダブル」を愛用しています。
エアタイヤの為、操作性が抜群で
横型なのに、狭いエレベーターも使うことできます。
遠方の実家で使用できるように「ココロンツイン」という横型ベビーカーも購入しましたので、
今回は双子用ベビーカーを選ぶ上で重視した点と、
実際に2つのベビーカーを使用してみて感じたことをお伝えしていきたいと思います。
双子用ベビーカーの種類「縦型」と「横型」
双子用ベビーカーは縦型と横型があると伝えましたが、
簡単にのそれぞれの特徴を整理していきたいと思います。
まず、縦型は前後もしくは上下に座らせるタイプのもので、
横幅が1人用とあまり変わない為、
マンションや公共交通機関のエレベーターをよく使用する方には良いかと思います。
ただ、多くのメーカーが6ヶ月から使用可能となっているので
すぐに使用したい方には難しいかもしれません。
一方で、横型は子供同士が隣になるのでお世話がしやすく、
0ヶ月から使用できる物が多いのですが、
横幅が広いのでメーカーによってはエレベーターやスーパーのレジに
入らなかったりするのが難点です。
幅71.5㎝ エアバギーココダブルのここがすごい!
我が家は現在エレベーター付きのマンションに住んでいますが、横型ベビーカーで
難なくエレベーターを出入りすることができています。
通常のエレベーターは間口80㎝以上と決まっているのですが、
エアバギーココダブルは幅71.5㎝とかなりコンパクトです。
そのため、歩道を歩く際も一人用よりは幅広いもののそこまで圧迫感がないように感じます。
そしてもう1点、エアバギーの良い点がエアタイヤです。
ほとんどのベビーカーのタイヤはプラスチック製なのですが、
エアタイヤは自転車と同じで空気が入ったゴム製のものです。
双子用ベビーカーはどうしても重たくなるので、ずっと押しているととても疲れます。
ですが、エアタイヤの場合振動吸収性が高いので押す力が少なく済み、乗り心地も良くなります。
まだ娘たちが歩けない時期は、ほぼ毎日1日2キロ近くベビーカーで散歩をしていましたが
片手でも運転できるほど快適でした。
ですが、自転車と同様に定期的に空気を入れたり、パンクをしたりとメンテナンスが必要です。
実際一度パンクをしたことがあったのですが、
近くに直営店がなくてもサポートデスクに電話をすればすぐに郵送してくれたのでとても助かりました。
毎日使うものだからこそ、コストパフォーマンスの高いものを
機能性や実用性があるエアバギーココダブルですが、一番のデメリットは値段だと思います。
実家用に購入したココロンツインは約2万円でしたが、エアバギーココダブルは約7万円です。
今私たちの双子は3歳になろうとしていますが、ばりばり現役で使えています。
3年以上使うことが想定できるので、熟考して頂ければと思います。
ちなみにココロンツインも幅は74.5㎝なのでエレベーターでも使用できるのですが、
プラスチック製タイヤでダブルタイヤなので
小回りが効きかないのでわずかな距離で腕がパンパンになりました。
年に数回の帰省で使用する分にはココロンツインのコスパは高いのですが、
毎日使うものであるからこそ、お母さんの負担を少しでも減らせるものがいいですよね。
エアタイヤを一度試してみたい方は一人用のエアバギーでも十分体験できるかと思います。
多少値を張ってでも、納得のいくベビーカーを見つけてください。